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第3回 将棋電王戦を終えての感想

投稿日:2014/04/13 更新日:

第3回将棋電王戦が4/12に終わりました。
結果は、プロ棋士の1勝4敗、第2回(1勝3敗1分)に引き続き団体戦としては、プロ棋士側の2連敗となりました。

今回は、本番と戦うコンピューターソフトの事前提出が義務付けられており、棋士側は、半年近くの準備期間がありました。
そんなふざけたルールがあるかい!!なんて意見も散見していたようですが、ルールはルールです。
事前に研究しても一発勝負で勝つのは非常に難しいのですね。

こちらのエントリ:第3回 将棋電王戦 第1局とその後の大事件について【2014.03.15】にも書きましたが、ちょっと残念な話もありましたね。

難解な一手違いの接戦になればなるほど、勇猛果敢に戦えば戦うほど、コンピューターの力に屈してしまうという皮肉なことになってしまっています。

プロは勝利にこだわりぬくのが仕事で、負けて悔しくないわけがない。
それでも森下9段や屋敷9段が、対局後、さわやかな表情で、報道陣に対して受け答えしている姿が印象的でした。

第2回電王戦、第2局の終局後、佐藤慎一4段は、足取り重く、息も絶え絶えながら、必死に報道陣の質問に答えていたのも思い出されます。
特に私は、この対局をニコファーレにまで見に行っておりましたので、尚更そう思うのです。

しかし、将棋をライブで見られるのは本当に面白いですね。

本日行われた屋敷9段VSPonanzaの対局は、一日中見てしまいました。終局間際、屋敷9段の目から光が消え、肩が落ち、何度も席を立つ様子は、観客の胸を打つものがあったのではないでしょうか?

絶対にあきらめないという強い気持ちや、あせり、絶望、諦め、その他色々な表情が見て取れます。静寂の中にもアツイものを感じます。

将棋電王戦というものは、本当に面白い興行だと思いました。

野球やJリーグは、勝った負けたがあったとしても、近い将来、再戦することが出来ます。
観客は、自分のひいきのチームを応援し、鼓舞します。

しかし、電王戦はそうはいかない。基本的に勝負は1回限り。
観客はほぼプロ棋士側を応援する。

まるで宇宙人が地球を侵略しにやってきて、それを防衛するプロ棋士なんて言ったらおおげさですけども。

僕自身、棋力は高くないですけれども、将棋という古来からある文化が、IT全盛の今、クローズアップされるという現象がとてもおもしろい。

もっともっとメジャーになり、経済効果まで生み出していって欲しいと願うばかりです。


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