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ニコニコ静画におけるTOP200作品の内訳統計と分析 

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ニコニコ静画で活躍する友人がいることは過去にBlogで書いたとおりです。
こちらの記事も一緒に読んでいただければ幸いです。

ニコニコ静画に関してリサーチしてみた
ニコニコ静画とコンテンツ奨励プログラムについて

 

件のマンガはこちらの「童貞卒業部」

 

2015年2月15日現在、7636作品中188位と大活躍を継続しています。ちょいちょいこの順位をチェックしていますが、さすがに順位の上昇はゆっくりになってきましたね。まだまだ連載途上なので、今後も順位が上昇することでしょう。

 

 

今回、彼のマンガが200位内に突入したことを記念して、ニコニコ静画で上位にランクするマンガについて、集計と分析を行ってみました。何か面白い傾向が見えてくればいいなと期待していました。

集計したポイントは、「マンガの種類」と「作品のスポンサード状況と作者の属性」です。「マンガの種類」は、4コママンガとかファンコミックとかジャンルについて、「作品のスポンサード状況と作者の属性」は、ニコニコ公式マンガとか、雑誌がバックについているとか、個人で単行本を発売してるかどうか?についてです。要は、アマチュアなのか?プロなのか?ということについて知りたかったわけです。

それでは、「ニコニコ静画 TOP200作品」について、集計結果を書いていきます。集計結果は2015.02.15現在です。集計に関しては主観が混じっていることをお断りしておきます。

 

まずは、マンガの種類についてです。

「マンガの種類」

  • 少年マンガ        27作品
  • 青年マンガ        25作品
  • 少女マンガ         4作品
  • 4コママンガ        54作品
  • その他のマンガ      21作品
  • ファンコミック       69作品
    • 艦これ       30作品
    • 東方        18作品
    • その他       21作品
  • 合計           200作品

 

この中で特徴をあげるとすれば、「4コママンガ(54作品、27.0%)」、「ファンコミック(69作品、34.5%)」でしょう。

個人的な感想になりますが、4コママンガは、気楽に読めます。本当に面白いかどうかわからない作品を読み始める場合、気軽に読めるっていうのは非常にありがたくて、とっつきやすいですよね。何ページも読み進めてからじゃないと主人公の特徴やマンガそのものの世界観がわからない、というのは読み始める上での障害になりえるんではないかと考えます。また、パソコンやスマホのディスプレイ上で小さい文字を読むのがしんどいので、そういう意味でも4コママンガは有利なのではないでしょうか。

ファンコミックも非常に多いですね。マンガでも音楽でも、作品にとっての第一ハードルは、「読者に存在を知ってもらう、読者に読み始めてもらう」ですもんね。通常、CMや口コミなどで広告されることによって、第一ハードルを越えていくわけですが、二次創作は作品自体は知られているわけですから、読み始めてもらうハードルが多少下がっているものと考えます。

また、「登場人物をゼロから生み出すことが難しいか?」ということではないかと推察します。ニコニコ静画でアップされている作品のなかで、イラストは非常に多いのですが、それに比べると、マンガは非常に少ないと思います。オリジナルの登場人物やストーリーを作るのは、そりゃあ難しいでしょうね。この難しさをクリアした人がヒット作品を得られるんですね。

 

次に、作者情報についてです。

「作品のスポンサード状況と作者の属性」

  • ニコニコ公式マンガ     23作品
  • 雑誌のスポンサード     17作品
  • プロ/セミプロ/同人活動   36作品 (コメント欄で単行本の出版や同人誌の活動が伺える作品)
  • その他           124作品(コメント欄で単行本の出版や同人誌の広告が伺えない作品)
  • 合計            200作品

おそらく、「その他」にカウントした作品の中にも同人活動で出版している作者さんはたくさんいることと思いますが、このような結果になりました。また、シリーズ作品が複数カウントされている場合が散見されましたので、実際の作者数は200よりずっと少ないことを追記しておきます。

こうして集計すると、最低でも38%がプロもしくはセミプロということなんですね。ニコニコ静画という媒体は、プロや出版業界にもそれなりに認知されているということでしょうか。ただ、雑誌的には、あまり有名でない雑誌が多いような気がしましたが。

こうしてみると、プロとアマチュアが入り乱れて戦い合っているということが伺えますね。ニコニコ静画の運営も、積極的にスポンサードされた作品を露出するはずですが、それでもアマチュアの一定数の作品は上位にたどりついています。このように、厳しい戦いを生き延びてきた作品が日の出を見るんだなぁと感じました。

ニコニコ静画という媒体は、今後のコンテンツ業界の先駆けであると思うのです。アマチュアでもプロと同様のヒットを飛ばすことが可能であることを示しています。同じことは、ボカロ音楽の業界でも起きていますね。今後、間違いなくプロとアマチュアの境界線は無くなっていくでしょう。これは間違いのないことだと思います。

 

 

最後に、友人の「童貞卒業部」について

今回、TOP200作品をチラ見しながら集計したわけですが、ダントツで絵のクオリティは低いですね。。。作風上、絵をシンプルに書いた作品もいくつか見つけましたが、そういったことを加味しても、間違いなく、画力という点では最下位ではないでしょうか。それを逆手にとった、迫力の表情は、彼のマンガの持ち味でもあるんですが。いい表情を書きますよwほんとww。友人には後で謝っておきますすいません。ただ、彼はマンガを書き始めて1年も経っていないことをここに付け加えておきます。

ですが、画力が低くても上位にたどり着けるということが特筆すべきことではないでしょうか?キャラもストーリーもオリジナルで無数のファンコミックを押しのけてここまでたどり着いているのですから。これは、今後、オリジナル作品で勝負したい人にとって、非常に勇気を与える偉業だと私は思うのです。とにかく、「内容が勝負だ!」ということですね。

過去のテレビゲームを例に挙げれば納得がいく話ではないでしょうか?過去のゲームはグラフィックが優れていなくても面白かったですよね。現在のゲームはCG等を駆使して息を呑むような美しさを表現していますが、それでも、過去の作品を超えるメガヒットを達成したという話は聞いておりません。むしろ、スマホのゲームに押されっぱなしですよね。もちろんこんな単純な話ではないんですが。。。すいません、テレビゲームをディスる意図は全くございません。

さて、長くなってしまいましたが、読んでくださった方々、どのような考えをお持ちでしょうか?よろしければ集計した数字だけでも参考にしていただければ幸いです。作者がアマチュアだろうとプロだろうと、どっちだっていいわけですが、今後も面白い作品がこの世に産み出されることを祈念して、今回のblogを終りにしようと思います。

 

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