消費税を増税するとかしないとか、そんな議論になって随分時間が経ちましたね。増税っていうのは景気がいい時にブレーキとしてやるものっていう風に中学校で習った気がしますが。財務省は公務員で終身雇用だから、景気の良し悪しなんてわからないんでしょうね。税金からお金はどんどん入ってくるし。
自分より若い子達って、もはや景気が良かった時の話を伝聞ですら聞いたことがないらしいです。その割には、スマホでもなんでも便利なモノで溢れているので、なんだかんだ「満たされちゃってる」みたいですよ。これが失われた30年の効果か、なんて。
消費税が3パーセントついたのは記憶があるんですよね…ギリギリですけど。100円貰ってアイスを買いたかった時、消費税の3円分足りなくて、ちっちゃいおやつ買ったら、小銭が邪魔だった記憶が。お金使いたくても使えない状態だったね。今みたいに便利な電子マネーなんて無かったし。
日経新聞に、「稼ぐ力がついた日本企業」なんて見出しの記事が出る一方で、何で給料が上がらないんですかね…。あと、医療費が昔と比べれば、3割負担になって、ずいぶん負担が大きくなりました。消費税だって上がっていますしね。
普通に考えれば暴動が起きてもいいレベルじゃないかと思うところで、アホな政治家は、「次世代にツケを残すな」とかいって緊縮財政を曳こうとする。もうなんと言ったらよいか。
将来に希望が見えないけど、便利なモノに囲まれて暮らす現在。戦争の危険が少ない現在。これに満足して暮らして行くしかないんですかね。